レバETFの委託保証金の引き上げ【1月10日キャスターの視点】輪島秀樹・記者まとめ

キャスターの視点
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キャスターの視点のコーナーです。
輪島さん今日のお話は?
レバETFの委託保証金の引き上げというようなお話をさせていただこうと思うんですけども
今日、売買代金なんかで見ると

レバレッジETFっていったようなものが

結構ランクに入ってたりするケースあるんですけども
いわゆる指数の一般的な

1570の日経レバというのは

指数の値動きの2倍を動くというようなものでありますけれども
まあこうした商品ですね

ブル2倍とかベアに2倍とかっていうのは

下げた時に2倍の収益があるとか

上げた時に2倍の収益になるというのは

そんな商品が結構あるんですけども
それをレバレッジETFといったような言い方をしますけれども
その委託保証金率が今日1月10日からですね

2倍になりますということで
通常の保証金利30%だったものがこれが60%になりますと

単純に言うと

100万円分立てるのに信用取引をするのに
これまでは30万円あればよかったものが
60万円ないと100万円分の取引ができませんという形
になります
ちなみに6日以前でお客さんが

皆さん立てている建玉については30%のまま
今日からの新規ということですけども

これは金融商品取引法の161条の2に規定するものということなんですけど
で、まぁなんでこんなものが今日から、なのかということなんですけど
これそもそも金融庁が去年の6月ですね

レバレッジ型インバース型ETF等の

投資にあたってご注意くださいというような

注意喚起を行っています。
株式市場ではもう一昨年までですかね

いわゆるナスダックの株価指数がずっと上がっている時に

いわゆるそのナスダックの値動きに

対して2倍の値動きをする

ナスダックレバレッジETF、これ略してレバナスという

言い方をしましたけれども

そもそも、このインデックスに対して2倍のレバレッジになっているという

商品の理解が乏しすぎるということが
この金融庁の話でありまして、
でまあどういうことかというと
これ日々の値動きの2倍に動くということでありまして
1週間後に2倍になったからその2倍の

基準価格になってるかっていうと全くそんなことはないと
日々の2倍なので

横ばいになって時には
これ、ずーっと横ばい横ばいに行くと
その分ヘッジコストかかってるんで

基準価格がどんどん減ってっちゃうんですね

だから短期の投資対象として
今日、上がりそうだ。下がりそうだ

みたいなものにかけるならともかく

ずっと保有していてその運用パフォーマンスの2倍になるということは大きな誤りだっていうこと
一部ネット証券なんかが

ずっと保有してたら、こんなパフォーマンスになってますよっていうことを
まあちょっと誤解をね招く表現になっていたということで
今回この保証金率を2倍にするっていうのは
その、よく理解しない投資家が

損失を被らないために、引き上げるというのは投資家保護の観点から行うということでありまして

中長期保有して2倍になっているにはなりませんよ
ということで思わぬ損失を生む可能性が高いということであり

レバナスっていうのは

NISAで、お買い求めになってる方も結構いたっていうこともあって

注意喚起をした上で今回

委託保証金率の引き上げということに踏み切ったんだと
まあこれでね、少しこう正常な日々の値動きの2倍ということで
短期売買の商品であるということを理解して

今回の保証金率の引き上げってのは
また改めてこの商品性を理解してもらうということが
必要だというそんな感じもしますね。

キャスターの視点のコーナーでした

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