トヨタ自動織機 PTSお金落ちてたな

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■カプコン <9697>  4,360円  +90 円 (+2.1%)  本日終値
 カプコン<9697>が後場上げ幅を拡大。午後2時ごろ、22年6月に発売した「モンスターハンターライズ:サンブレイク」の販売本数が全世界で1000万本を突破したと発表しており、好材料視された。「モンスターハンターライズ:サンブレイク」は、21年3月に発売した「モンスターハンターライズ」の超大型有料拡張コンテンツ。25年2月に発売した「モンスターハンターワイルズ」と合わせた戦略的な価格施策が奏功し、全世界での販売本数1000万本突破となった。また、明日は任天堂<7974>の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の発売日であることも注目されている。カプコンでは「ニンテンドースイッチ2」の発売にあわせて「ストリートファイター6」と、「祇(くにつがみ):Path of the Goddess」の発売を予定しており、売れ行きへの期待感が高まっているようだ。

■アドバンテスト <6857>  7,417円  +140 円 (+1.9%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>とディスコ<6146>が続伸。前日の米株式市場で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%高となった。エヌビディアに対する証券会社による強気評価が伝わり、同社株は3%近く上昇。時価総額でマイクロソフトを抜き、世界首位に返り咲いた。エヌビディア関連と位置付けられるアドテストとディスコの株価に対し浮揚力を与える要因となったようだ。米国の半導体株の頑強な動きを支えに、東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>なども堅調に推移している。

■ファーストリテイリング <9983>  49,070円  +880 円 (+1.8%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が続伸。3日の取引終了後に発表した5月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比13.1%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客数が同12.5%増となり全体を牽引したほか、客単価も同0.5%増と上昇した。ゴールデンウィーク商戦や感謝祭が盛況だったことに加え、通年商品や新商品を打ち出し、販売が好調だった。

■栄研化学 <4549>  2,015円  +29 円 (+1.5%)  本日終値
 栄研化学<4549>が3日ぶりに反発した。3日の取引終了後、英ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらによる栄研化の共同保有割合が25.77%から26.78%に上昇したことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの保有目的の項目には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載されている。報告義務発生日は5月27日。

■T&Dホールディングス <8795>  3,437円  +14 円 (+0.4%)  本日終値
 T&Dホールディングス<8795>が反発。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を3700円から4000円に引き上げた。26年3月期の連結純利益は減益予想だが、キャピタル(運用)損益の改善などで経営の実態を示すグループ修正利益は前期比3%増の1460億円と過去最高が続く見通し。業績の堅調さに加えて、自社株買いの実施や今期予想配当利回りは3%台と高いことから、同社株は割安に評価されている、と指摘。「金利ある世界」を追い風に運用収益の拡大が見込め、中期的な増益・連続増配が期待できるとみている。

■豊田自動織機 <6201>  16,205円  -2,195 円 (-11.9%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 豊田自動織機<6201>は急落。3日取引終了後、トヨタグループのトヨタ不動産から非公開化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格は1株1万6300円。足もとの株価がこれを上回っていたため、サヤ寄せする格好で水準を切り下げた。トヨタ不動産が今後設立する予定の会社(公開買い付け親会社とその傘下の公開買い付け者)を通じてTOBを行う。公開買い付け親会社にはトヨタ自動車<7203>の豊田章男会長も出資する見通し。買い付け予定数は2億2637万4702株(下限1億2621万6300株、上限設定なし)、12月上旬をメドに開始する。

■クレハ <4023>  3,080円  -330 円 (-9.7%)  本日終値  東証プライム 下落率2位
 クレハ<4023>が大幅続落。3日の取引終了後、5月12日に発表した上限を560万株(自己株式を除く発行済み株数の11.26%)、または150億円とする自社株買いを中止し、新たに上限を1000万株(同20.66%)、または350億円とする自社株買いを実施すると発表した。ただ、同時に1000万株を上限に4日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けを行うとしたことで、需給面へのインパクトの期待感が後退する形となっているもようで、これが売りにつながった。

■SUBARU <7270>  2,620円  -28 円 (-1.1%)  本日終値
 SUBARU<7270>が軟調推移。同社は3日、米国での5月の新車販売台数を発表。前年同月比10.4%減の5万2292台となった。低調な販売状況を嫌気した売りが優勢となったようだ。同社のほか、マツダ<7261>が同日発表した米国での5月の新車販売台数は同18.6%減の2万8937台と落ち込んだ。マツダの株価も冴えない展開となった。

■EduLab <4427>  357円  +80 円 (+28.9%) ストップ高   本日終値
 EduLab<4427>が急伸。この日、グループ会社である教育測定研究所が、文部科学省が実施する「セキュアな環境における生成AIの校務利用の実証研究事業」における業務を受託したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。受託したのは、「生成AIの校務での活用に関する実証研究の支援・分析・成果とりまとめ、諸課題の調査・検証」に関する業務。教職員の働き方改革やDXの推進に貢献していくとしている。

■TOKYO BASE <3415>  391円  +57 円 (+17.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 TOKYO BASE<3415>は大幅高で年初来高値更新。3日取引終了後、5月度の月次売り上げ速報を発表。全社売上高合計が前年同月比25.6%増、既存店ベースでも同19.2%増となった。引き続きインバウンドが好調に推移していることや夏物アイテムを充実させたことが寄与した。これを好感した買いが集まった。

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