15円高まで押し戻されたということで結構上げ幅が縮小されたわけです
先ほど申し上げたように売買代金の上位銘柄については半導体銘柄については上がる株が
今でもまだ目立ってるわけですけれども総合商社株の株価についてやや下げ幅が縮小するという上げ幅ですね上げ幅が縮まるというような展開
例えば三菱商事8058の値段を見ます
今日安値が6917円なんですけどこれが昨日と比べると72円ほど安い位置なんです
今日の一番安い値段っていうのが2時45分なんですよ三菱商事ということはこれね一番今日の中で安い値段2時のもう今の段階で足元でつけてるっていう状況です
これはもうすでに結構上がってきた株式市場ですので
利益確定売りですとかっていうのは常に意識されているというそういう状態
来週のポイント来週に向けてのポイントとして
日銀短観が来週の7月3日の月曜日に発表されます
6月調査の日銀短観この内容はやはりグローバル投資家にとってみると
非常に大きな関心を持って捉えられるのではないかと思います
つまり5月6月と日本株は上げてきました5月6月で上げてきた日本株に対して果たして足元の景気の状況や企業業績の状況がそれを上がって株を許容するものなのかということを考える上で6月調査の日銀短観この内容は重要になると考えてます
日銀短観というのはおそらく3ヶ月前の結果と比べると小幅改善するんじゃないか
根拠というのは小幅改善っていうのは景況を判断指数ですね
状況判断指数これが小幅改善するんじゃないかと思ってるんですが
この根拠が6月13日に発表されました法人企業景気予測調査こちらの内容を見ると大企業全産業のこの状況現状判断指数がプラス2.7となりまして3ヶ月前のプラス0.7に対して改善しております
つまり景況判断がやや大企業中心に改善しているというそんな言い方ができるんだろうなと思ってます
一方で中堅企業中小企業は3ヶ月前よりも状況判断指数が悪化しているんでちょっとこの大企業と比べると中堅中小は厳しいかなというそんな印象を持ってます
じゃあ非常に日銀短観は良い数字になるかというとそうでもなくてですね経常利益っていう見通しもこの日銀短観だと企業からは見通しがこの公表されるんですけれどもそのアンケートデータが公表されるんですが法人企業景気予測調査における全産業の今年度令和5年度の経常利益は4.4%減益3か月前の1.2%減益に対して減益率が拡大するという見通しになりました
なんかこれ現状判断の兼業判断は数字が改善していて経常利益は下方修正されるっていうのはちょっと矛盾する部分があるんですけれどもその答えを出そうとすればやはり景況判断は良くなっているけれども給料を上げたり人件費の上昇があるので利益は予想よりも3ヶ月前よりも減ります
そういった見方の企業が増えてきているのかなというそのように受け止めてます
従って来週の月曜日発表の日銀短観の経常利益見通しもやや下方修正されるというようなことなども念頭に置きながらマーケットに対応することが必要になるのでそうすると
やや慎重な見方利益面からは少し慎重見方を取った方が良いというようなそんな考え方も導かれるんですねいかがでしょうか
コメント