12月27日キャスターの視点 来年のアメリカ株 岡崎良介さん

キャスターの視点
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キャスターの視点のコーナーです

岡崎さん今日のテーマなんでしょう

来年の2023年のアメリカ株
このネタは1月の4日に日経CNBCに出るんで1月の4日の日経CNBCでしゃべろうと思ってること

ラジオの方にはもう先にやっときますね
まず2023年ってのは、中間選挙の翌年ですと。
大統領選挙の前の年ですと。
でアメリカ株っていうのは

この閏年効果っていうかうるう年の4年サイクルで

マーケットが非常に強いアノマリーがあるっていうのは皆さんよくご存知だと思うんですけども
一応皆さんにデータをお伝えしますのでメモのご用意を

うるう年大統領選挙のある年です
2024年ですけども大統領選挙の年は

SP500で見て過去80年間つまり

20回のケースがN値20個が4つあるんですけども
大統領選の年は16勝4敗

翌年は13勝7敗
中間選挙の年これ今年ですけど11勝9敗
どんどん悪くなっていきます。
中間選挙の翌年つまり来年は17勝3敗

平均値、平均のリターンN値20個です。
20個の平均値に回数に関して大統領選挙の年は7.2

大統領選挙の翌年は9.2

中間選挙の年は3.8
そして中間選挙の翌年はなんと16.1

標準偏差20個のばらつきです。
大統領選挙の年13.4

翌年が17.4
中間選挙が19.5

中間選挙の翌年、来年は10.8

ふるえちゃいますね。
これだけで私はやっほー
データマニア的にはすごくうれしいんですよ

そうですね。ばらつきが小さくて上昇が大きい

さらにもうひとつ、これが肝心要なんですけど

昨日はアメリカ株って下がったんですよ

0.443%かな


SP500で言うと0.4%安いんですよ


これも小躍りして喜んでるんですよ

なぜですか?昨日っていう1日ですよ

クリスマス明けの1日のアノマリーってのがありまして

クリスマス翌日のマーケットが

歴史的にこれはですねデータ過去50年で取ってますけれども
最もダメだったのが1987年ブラックマンデーのクリスマス開けのアメリカ株
-2.56%

しかし翌年のアメリカ株はプラス12.4%なんです。
で、2番目に悪かった年が2005年のクリスマス翌日はマイナス0.96%

しかし2006年のアメリカ株はプラス13.6%

2012年のクリスマスはマイナス0.48%
しかし翌年2013年のアメリカが29.6%

2004年のクリスマス、マイナス0.43%

翌年プラス3.0%
まだいきます?

これが続いて88年02年81年それから15年と大体0.2%未満のですね
悪いリターンがずっと並んでいくんですが全部でこれ7つぐらいあるかな

全部翌年はプラスです。
クリスマス後に株が悪いっていうのはダメだと思ってるわけですよ


そうですね


ブラックマンデーの時なんかそうですよね

暗いクリスマスも来年どうなることやらみたいな感じですよね

面白いですね株式市場は生き物ですよ

来年のことを話すと、あの鬼が笑うって言いますけども

来年の悲観っていうのは実は

翌年の楽観に変わっていくみたいな

そういうことですね


来年が悪いよねって思ったら今年の

クリスマス明が安いんですね。すでに


その通りです、これを見る限り株式市場かなりの追い込みをしている
でテスラの調整も確実に続いている
テスラってアメリカですでに売れなくなってきたんですよね

はい、なんて言うんですか

販売奨励金を出してるっていうのを見ました


そんな性能が良くなかったとか

使ってみてどうだったこうだったっていうのがあって
で、買いたいと思った人が一巡したのかもしれませんよね
高いことは高いですからね
あとはAmazon
Amazon型経営

Amazonは5割下がったんですかね
でー、メタは6割下がったんですからね

とりあえずこの3つぐらいが今年の大きな調整

キャシー・ウッドのARKファンドも6割ぐらい下がって
年初来安値になってましたね。昨日
繰り返しますが、どっかにバブルがないか

あるいは大きな倒産劇とか破綻がないかとか
これを調べてるところですね
まあ肉眼で調べる限りこれは見つからない
調整は確実に進んでいる。やっぱり2023年

強気で臨んでいいと私は思います。

それは日本株について?アメリカ株でも?

アメリカ株も強い、堅調でしょう
日本株もっと強くていいと思います。
日本はなぜならば

ほっといても株価ってのはこれ名目ですから
名目値ですから、ほっといてもインフレ分だけは上がるもんだと考えればいいし
で、日本においてはそのPERの調整っていうのが

次々と進むというのは書きにくいんですよ

もちろん

YCCをやめれば10年金利はおそらく1%ぐらいまで上がるんですけども
1%まで上がるときに調整を受けるのはドル円だけですと

ドル円の調整は

前にも話したと思いますけれども

金利差が1%動くと大体7.5%ぐらい動くので
あと0.5ぐらいの金利の縮小が起きると思うんですよ

0.5ぐらいを思うと3.75%
やっぱ4%ぐらい、4%動くというのは

133円の4%ですね

だいたいまあ

6円7円。125円ぐらいまではいってもおかしくないんですけども
だからFXやってる人は、それは頭に入れながら

押し目で買ってまた3円ぐらい抜けたら

130円買って133円で売るとかですね
そういう取引になると思いますけどね

レンジを切り下げていくパターンですから

必ず戻ってきますからこういう形で

なぜかというとその金利差は縮まったとはいえ
開いたままなんですからね

アメリカの金利がまだだいぶ上ですからね

そしてアメリカの金利は3.5から4%のゾーンだと思います
3.5未満にはもう下がらないんじゃないかな

でさっき言いましたけどアメリカの30年実質金利と日本の30年名目金利は完全に一致しましたから
日本の30年金利はもう均衡点に来てますと

それから0年の無担保コールがマイナスの0.05ぐらいですからここまで一直線にラインを引いてみて
そこに何年金利がどこどこに当たるかって絵を書けばいいと思います

それが正しい姿だと思います

なんか正常に戻ったんですねそういうのも


戻っていうか30年は正常なところまで来てます。
だけど10年は歪んだ。ですから10年のプラスマイナス5年のゾーンっていうのは

要するに5年から15年っていうところが

やっぱり歪んな形になってる
この歪んだ形の分だけ

ドルは割高になるという形です

ちなみにアメリカの10年の実質金利は1.5ありますから
10年の金利で日本の金利が1.5まで行くとこれ

かなりの円高になると思います

だけど世界利子率の概念から行くと、10年よりも先に30年があるんだったら、、
30年が世界利子率だと思いますね

金利の世界ってのは実は抽象論で時間軸ないんですよ

世界利子率は何年債ですかって言うと何年債もないんです
これは空想の世界なんですよね
創造した時に、20年とか、30年とか、40年とか
時間の概念がそもそもなかったので

物理学みたいなもんですこれはね

純粋理論の世界ですからね


来年この株式が強いとして
それでも利下げをマーケット行って予想してるじゃないですか

アメリカの?

利下げはないでしょまだ


先々は利下げするよね


インフル次第でしょ

インフレ率+1から1.5%だと思います

インフレ率が例えば3%までだったらFFは4.5でいいし

インフレ率が2.5になったらFFは4%でいいと


インフレを退治するために上げすぎた分を調整するという利下げになるわけですか?

実質の政策金利はもう決まったんですよ1から1.5で
決まったというのは変な言い方だけど

債権市場の中ではもうこれ完成したんですよこの3ヶ月の間に

あーもうこれで、決まりましたねってみんなが理解した


実質の政策金利がマイナスだったコロナの時代っていうか

この今回の利上げの前の時代で

ずっと長く続いたハト派の時代っていうのは

2008年から2021年までですね。
ですから13年間続いたのかな
13年間ハト派の時代が続いて2022年から鷹派の時代が続く
鷹派の時代は何かというと実質の政策金利がプラスに維持されるということですね
ただ、実質の政策金利がプラスに維持されるのがやっぱ怖いんですよ

株とかは

やっぱり1.5%ぐらいは必ず足に鎖をつけられてるわけなので

でそれを調整するのに今年は1年かかったと
で、まずはPERが調整がきたと
PERがもう伸びきったところからどんどんどんどん縮まりましたからね

それが今年だった。
来年の見通しうかがいました。
キャスターの視点のコーナーでした

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