需要高まるLNGといったようなお話をさせて
いただこうと思いますけども
LNG液化天然ガスでありまして
ロシアのウクライナ侵攻を危機に
少し注目とか高まってきているということなんですけども
ロシアに対して経済制裁を一方で
ロシアが今度天然ガスの輸出とか
西側との共同開発プロジェクトの見直しを
行うというようなことでありまして
LNGっていうのはそもそも
リキファイドナチュラルガスということでありまして
帰化した天然ガス
そのままですけどマイナス162度にすると
液体化すると
天然ガスの輸送方法、今ドイツとかで非常に不足しちゃってるのが
パイプラインですね
ロシアからのパイプラインを引いて
気体のまま運ぶということと
LNG、液化して運ぶと
パイプラインは
ずらっと並べてその中ガスを運べばいいので
コストが低く抑えられる一方で
当然ながら輸送の距離は
限定されるというところでありまして
パイプラインがなんか故障したみたいな
安全性が懸念されてきた。
一方でLNGっていうのはそのプラントを作るなど
初期コストがかかるということですけど
まあ液化したらどこでも運べるって話なので
長距離輸送に適していると
ちなみに液化すると体積が600に減りますとずいぶん圧縮されるんです
運んだ先で常温の海水で温めて帰化をさせてもう一度
そのガスとして活用をするという話なんですね
東京電力によりますと
LNGに関しては
燃焼時の二酸化炭素ですねこれを石炭と比較すると
排出する約6割にとどまると
ちなみに窒素酸化物
NOxは4割
硫黄酸化物
SOXは排出0ということで
比較的化石燃料の中では
クリーンというふうにも言えると
一方で
再生可能エネルギーにみんなが舵を切った部分で
天然ガスとかLNGの大型投資っていうのが
かなり減少してきたというところなんですが
足元、非常に見直す動きが出てて
EUでは今年5月に
リパワーEUというこれはロシア産の石化燃料からの脱却を目指す計画
ロシアからのパイプラインによる天然ガス調達依存削減するんだと
今、出し手がアメリカで
アメリカのLNG輸出が9ヶ月で
前年同期比13%増ということなんだそうですが
特に欧州向けは2.6倍になってるとで
まあ要はこれが
EUの脱ロシアでLNGで行きましょうということで
ちなみにこの1から9でアメリカは世界一のLNGにすごくなっている
日本は残念なことに
島国であることなので
そもそも天然ガスを持ってくるときに液化せざるを得ない
結果としてそのLNGに対する
ノウハウが高いということでありまして
例えば日揮なんかでは
プラントの部分で言うと、ここが東南アジア
海外案件がもう半分以上。
LNGプラントの世界大手の一角を占める
というようなところでありまして、
まあすごく強い
今あのLNGを持ってくる時にも監視するときにも
いわゆるその地球温暖化対策としてCCSという
二酸化炭素の回収貯留装置を合わせて設置する
案件が増えているということでありまして
まあそもそもこれも
日記あたりはもう2004年から
CCS設備に担当しているというところでありまして
非常にこう実績もありますと
ちなみにプラントにも千代田加工建設ですね
2021年の2月からカタールの石油会社からLNGプラントの設計調達
建設業務を受注したと
これ日本経済新聞の当時の報道によると
1兆数千億のプラントだということでありまして
ここもCCSを設置して
LNGプラントから排出される
CO2の25%以上の削減できる
歳出する際に出るCO2を外に出さないで
そのまま圧縮して地下に押し込むというような
そんな方式をとっているということで
このほかも
例えばそのLNGの部分で
タンクを冷やしたらそれは漏れちゃいけないので
漏れないための熱絶縁ということだと
例えば明星工業だったり
バルブもきっちりしまわなきゃいけないということで
キッズだったりというようなところで
日本がやはり
需要が増えてくると
プラント周りからいろんなところまで仕事が
増えてくるという点では今後ですね
ちょっと業績への寄与なんかも期待できるんじゃないかな
というようなそんなお話でございました
1か月前にも商船三井がカタールのLNGの輸送船
3隻発注したという発表してましたし
あの結構関わり本当に深いですよね
そうですね。造船のね受注なんかもそうですけど
あの丸いやつがあの船の上に
乗っかってるやつがあれが
LNG船ということになりますので
運ぶときもねなるべく効率よく運んでいくということが
必要になってきて
短期どうも収まらずにやっぱ
エネルギー化の動きってのは
少し中長期的に見てもこうした動きが継続する可能性は
あるんじゃないかなということも言えそうですよね
様々な技術を駆使して運ぶその過程で
日本企業が結構関わっているということもわかりましたね
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